【ニュース&トレーラー】ホラーかわら版 3/24週 ジョン・カーペンターの話から『ファイナル・デスティネーション』最新作と、ドドーンとラインナップ!
- 黒野でみを
- 3月30日
- 読了時間: 9分

ラジオでは「文字通り競うように」桜の開花宣言、いよいよ暖かくなるな、車のタイヤもスタッドレスからノーマルに変えようか今日は…なんて考えていたところ、昼間にはエラく冷たい風、そしてその中にはキラキラと光る何かが…「ゆ、雪?」
「え~!もうプロ野球開幕したんでぇ~!?いまさらやめてくれえやぁ~!」
明日で3月は終わりなのに…ほらカープ、寒さで開幕からいきなりに連敗したじゃないかぁ…今さらながら、気候的に今年はかなり厳しくなることでしょう…
以前、Xでつぶやいた話なのですが近年どうも「メチャクチャ」という言葉が気になってしょうがないのです。
最近になって「あれ?いまさらこんなに使うようになっていたっけ?」と、その広がり方には随分と違和感をおぼえながら、正直ちょっとイラついていることろであります。ラジオなんか聞いていると「あ!また言った!」「また!」「こいつも言ってる!」「しつこい!」って(笑)
どこからこの言い方が流行り始めたのかわからないんですが、「メチャクチャ」という言葉を「すごく」「とても」という形容詞の替わりに使うケースが多いように思います。
しかしそもそも「メチャクチャ」って、もともと「滅茶苦茶」とは『筋道が通っていないこと、度外れなこと、混乱していることなどを意味する言葉』と、あまりいいものではないことを指しているはずなので、とにかくこれを乱発するというのは正直的外れな気が気がするのです。
「メチャクチャ良い」「メチャクチャ美味しい」……どうです?違和感をおぼえないでしょうか?言っている本人は褒めているつもりなのかもしれないですが、元の意味を考えるとまずおかしいし、「筋道が通っていないおいしさ」って…バカにしているの?って。
あ、いや、昔はあまりこんな風には考えてなかったかもしれません。どうも年に1回か2階、こんなわけの分からないことが妙に気になることがあり…歳をとったからでしょうか(笑)
ちなみに最近、またさらに引っかかる言葉があるんです。「コスパ」って…寒さに震えながら「リーズナブル」「お得感がある」って言えよ!と心の中で勝手に怒鳴っている今日この頃でありました(笑)
そして今回のかわら版。トピックスはなんとポン・ジュノ×ジョン・カーペンターという組み合わせより。音楽家としても知られるカーペンター監督。映画『ハロウィン』のあの印象的なテーマ曲は「有名なホラー映画」なんてカテゴライズを行うと、まずは筆頭に挙げられるくらい有名なメロディーですな。さらに『ソウ』シリーズ、『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』に関するトピックスと続きます。
トレーラーはなかなかバラエティーに富んだ布陣。やはり目に付くのが『Final Destination Bloodlines』でしょうか。ホラー版ピタゴラスイッチ(笑)ともいうべきあの手の込んだパニックの展開、今回も健在。しかもメインキャラを務めてきたトニー・トッドもしっかり登場、合掌させていただきたい存在感であります。一方で今回は「殺人鬼」系の多いラインナップというべきでありましょうか!?
1. 3/24週の「ホラー映画」トピックス
今週のニュース、トップはポン・ジュノ×ジョン・カーペンターという巨匠コンビのトピックスより。前週土曜日の夜、ロサンゼルスのアカデミー映画博物館で行われた『遊星からの物体X』 の4K上映後、ポン・ジュノはカーペンターにインタビュー、「次の次の」映画、ホラー映画の音楽を作曲するよう依頼して会話を締めくくったと言われています。
「ああ、君の音楽を担当したいよ!」と同意したというカーペンター。彼らは握手で契約を結び、その後ジュノは勝ち誇って拳を突き上げました。この様子は、取材を行ったライター、カレン・ハンさんのXの投稿で確認できます。
音楽家としての活動も顕著なカーペンターだけに、なかなかゾワゾワしてくるような組み合わせ。ぜひともこのタッグ、実現してほしいものであります。
またそのカーペンター、今後の製作に対する意志を3月25日付のVariety誌で語っています。
「条件が整えば、また監督をしたいですね。でも、もう、いくらお金があってもやる子供ではありません。もう予算を組むことはできません。もう年を取りすぎています。大変すぎます。でも、監督業は私の人生の愛です。これからもずっと愛し続けるでしょう。」
記事のタイトルからすると「むむ?やるのか?」と期待できそうな感じですが、語った内容としては「…もうないかな…」という感じも(笑)
続いては人気サスペンス『ソウ』シリーズについて。ライオンズゲートは『ソウ XI』を公開予定から外し、代わりに『ストレンジャーズ: チャプター2』を公開予定としたとのこと。『ソウ XI』は2025年9月26日に公開予定のはずでしたが、舞台裏の混乱、スタッフ同士の衝突によりこの公開日は白紙に。シリーズの運命も危うい状況にあるといわれています。
しかしソウ・シリーズのキラーマスコット、ビリー・ザ・パペットがThe hollywood Reporterを通じて面白い警告を発したそうです。
「噂は聞いています。彼らはゲームオーバーだと言っています。皆さんは私のことをもっとよく知っているはずです。ゲームは決して終わらないのです。」
まだまだ新作の発表を心待ちにしているファンも多いこのシリーズ。今はまず楽しみに待っていましょう。
そして12月に公開予定の『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』を手がけるジェイソン・ブラムが26日夜、謎めいた予告を披露。
ブラムはXに動画を投稿、その内容は「1週間後の4月2日水曜日に『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』のアップデートを約束」といったもの。これは恐らく最初のティーザートレーラーが公開されるということではないかと。
Xに登校された映像で気になるのはやはり音声。映像的にはほぼ何も出てきませんが、やけに生活感あふれる音声には、映画の舞台や情景のヒントになるものが見えてきますが、果たして4月2日、何が出てくるのか…こうご期待!
引用:
ジョン・カーペンター、ポン・ジュノ監督の次回作ホラー映画の音楽を担当(2025/3/24)
ジョン・カーペンターは「適切な状況があれば、また監督をしたい」と語る(2025/3/25)
ビリー・ザ・パペットは『ソウ』シリーズのゲームは決して終わらない、と警告する(2025/3/24)
ジェイソン・ブラム、『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』を1週間以内にアップデートすると約束(2025/3/26)
2. 3/24週発表の新作「ホラー映画」トレーラー
『Clown in a Cornfield』
2025年5月9日より劇場公開
監督:イーライ・クレイグ
出演:ケイティ・ダグラス、カーソン・マコーマック、アーロン・エイブラムス、ウィル・サッソ、ケヴィン・デュランドほか
概要、あらすじ:
ハーパーコリンズ社のヤングアダルト向けスラッシャー小説の映画化。
「クインと父親は、新たなスタートを切ろうと静かな町ケトル スプリングスに引っ越してきた。
ところが、彼女は大切なベイペン コーンシロップ工場が全焼し、困難な状況に陥った分裂したコミュニティを発見する。
地元の人々が口論し、緊張が高まっているとき、トウモロコシ畑から不気味な笑みを浮かべた人物が現れ、血まみれの犠牲者を一人ずつ殺して町の重荷を清めようとする…」
(From 「Bloody Disgusting」2025/3/24)
『The Ritual』
2025年6月6日より劇場公開
監督:デビッド・ミデル
出演:アル・パチーノ、ダン・スティーヴンス、アシュリー・グリーン、アビゲイル・コーウェン、パトリシア・ヒートンほか
概要、あらすじ:
アメリカの歴史上最も詳細に記録されている悪魔祓い「シュミット事件」を忠実に再現したものといわれる「悪魔祓い」ホラー。
「相反する思想を抱く二人の司祭がいた。
一人は信仰に疑問を抱き、もう一人は苦難の過去と向き合っている。
困難で危険な一連の悪魔祓いを通して、悪魔に取り憑かれた若い女性を救うために、二人は相違点を超えて悪魔に立ち向かう。」
(From 「Bloody Disgusting」2025/3/25)
『Final Destination Bloodlines』
2025年5月16日より劇場公開
監督:アダム・スタイン、ザック・リポフスキー
出演:ケイトリン・サンタ・フアナ、テオ・ブリオネス、リチャード・ハーモン、オーウェン・パトリック・ジョイナー、リア・キルステッド、アンナ・ローア、 ブレック ・バシンジャー、トニー・トッドほか
概要、あらすじ:
人気ホラーシリーズの最新作。
「暴力的な悪夢が繰り返し起こることに悩まされている大学生のステファニー。
彼女はその悪夢に悩まされる悪循環を断ち切り、家族全員を必ず待ち受ける恐ろしい破滅から救ってくれると言われる一人の人物を見つけるため家に戻るが……」
(From 「Bloody Disgusting」2025/3/25)
『Field of Screams』
2025年5月6日よりVOD配信開始
監督:アリックス・モーアド、エヴァン・ランクル
出演:ジェシカ・シェパード、ビル・D・ラッセル、ジャスティン・マルクセン、カルヴィン・T・シェパード、ランディ・ロッチフォード、ジャスティン・ハインツ、サバンナ・スタインホフ、ジャレッド・チャンドラー、J・ジョーダン・パーソンズ、シャーリーズ・デレンほか
概要、あらすじ:
「亡くなった祖父の農家を相続したアレンと、彼のボーイフレンドのジャスティン、そして友人のルーク、リサ、ブリット、シェーンは祖父の家を片付け、売りに出す準備をする。
荷造りと掃除をしている間に、アレンが悲しみに耐える一方ボーイフレンドがグループの他のメンバーと仲良くしようとし、不和感が高まり始める。
そんな中でビリーという名の生きた案山子が影に潜み、亡くなった創造主を悪く言ったり、自分の故郷である農地を売ろうとしたりする者を殺すべく行動を起こし始める。
ビリーは犠牲者から摘出した臓器を使い、生きたかかしを作る。
凶暴なかかしがあちこちに潜みアレンたちを襲うべく虎視眈々と狙う中、彼らは人間関係の葛藤を乗り越え、ビリーの怒りから逃れる方法を見つけるべく奮闘する。」
(From 「Bloody Disgusting」2025/3/25)
『The Night Is Young』
2025年4月18日より配信開始
監督:パトリック・レイ
出演:サラ・マグワイア、ヴァレリー・ベイツ、ジェイク・ジャクソンほか
概要、あらすじ:
愛を求めるブロガーと、追われる身にある吸血鬼の出会い、そして吸血鬼ハンターからの逃亡を描いたドラマ。
(From 「Bloody Disgusting」2025/3/26)
『The Last Cabin』
2025年4月29日よりVODにて公開
監督:ブレンダン・ルドニッキ
出演:レンダン・ゴーシェイ、テイタム・ベイツ、イザベラ・ボバディーヤ、ベンジャミン・L・ニューマーク、カイリー・クック、オースティン・J・ローズ、カシミア・モニーク、ダニエル・ウィーラーほか
概要、あらすじ:
ファウンドフッテージに住宅侵入を組み合わせたサバイバルホラー。
「人里離れた小屋に閉じ込められた撮影クルー。
彼らは人里離れた森とその行動をすべて知っている3人の覆面男に追跡されていることに気づくが……」
(From 「Bloody Disgusting」2025/3/27)
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