9月30日のBloody Disgustingによると、SyfyとUSAがドラマ『チャッキー』の打ち切り発表より24時間も経たないうちに、キャストのブラッド・ドゥーリフ、フィオナ・ドゥーリフ、アレックス・ヴィンセント、クリスティン・エリス、ビリー・ボイドがマサチューセッツ州マールボロで行われたイベント『Terror Con』のパネルディスカッションに登場しこの件についてコメントをしたという。
キャンセルの話題になると、ドゥーリフは「彼女の方が私より詳しいよ!」と娘に返答を委ねる冗談を語りながら「ドン・マンシーニ(チャッキーの制作者)と電話で話したが、打ち切りになったのは驚きだった。現時点で私たちが望むこと、すべきこと、『チャッキー』ほど成功した番組として普通にやるべきことは、『視聴率が安定して高く、レビューも非常に良かったこと、ピーコックでの数字が素晴らしかったこと』などの評価より、他のネットワークに売り込むことだ」と語り、「権力者に圧力をかければ、番組制作に関わった全員がそれを喜ぶだろう。他のネットワークに売り込まない理由はどこにもない」と主張、聴衆はドゥーリフ氏の発言を支持して歓声をあげた。
フィオナは、物語の展開について「ニカ(登場人物)が人形を持っている」という話があったと明かしながら「でも、私は本当に映画に出たいの!瓶の中の頭にもなるし、人形にもなるわ。物を作るのは本当に楽しいから」とコメント。また「うまくいかないだろうと思ったのを覚えているわ。制作側に、私は『あなたたちはテレビ番組を作るの? 一つの物語なの? エピソードごとに何人殺すの?』と疑問を投げかけており、納得できなかったのは今でも記憶に残っているの。でもその後、結果的にはとてもうまくいったし、その意味で今回の経験で私には直感が乏しいことを学んだわ」とも語った。
ヴィンセントは「ドン・マンシーニが最初にシリーズ化の可能性について言及したのは『チャッキーの狂気』の製作中だった」と回想しながら 『チャイルド・プレイ』のオリジナル版に主演したこの俳優は、「最初はストーリーを拡張するというアイデアがとても気に入っていた。最終的にゴーサインが出て実現すると分かったとき、そこにたどり着くまでに私たちが経験した困難を乗り越えたことに、とても安堵した」と振り返る。
またドゥーリフは「テレビシリーズを制作する際には、キャラクターの掘り下げが映画ほど深くは掘り下げられない。ドンはチャッキーやすべてのキャラクターを大いに追い詰めました。そこは高く評価できるところだと思う」とも語っている。
ちなみにドン・マンシーニ本人は週末にツイッターで「彼は戻ってくる」とツイート、「彼の殺人人形がいつか私たちの生活に戻ってくる」と断言している。ジェニファー・ティリーも同様にツイート。「復活はチャッキーの得意技で、何度も復活しているわ!」その点について、ドン・マンシーニは最近、新作映画が「初期段階」にあることをほのめかしたという。
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