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【映画公開情報】『近畿地方のある場所について』 話題の(?)「近畿地方」をうたった人気小説待望の実写化!

  • 執筆者の写真: 黒野でみを
    黒野でみを
  • 4月10日
  • 読了時間: 4分

(C)2025「近畿地方のある場所について」製作委員会
(C)2025「近畿地方のある場所について」製作委員会

ネット、書籍両方ともにホラージャンルで今一番の話題を呼んでいる小説の映画化作品『近畿地方のある場所について』が2025年に公開されることが決定しました。


2023年1月、Web小説サイト・カクヨムに第一話が投稿されると、瞬く間に大注目作として話題になり、累計 2,200 万PVを超えるヒットを記録。同年4月に最終話となる第 34話を投稿後、同年8月には単行本化され「このホラーがすごい!」2024 年版でも堂々の第1位を獲得したこの作品。さらに監督は、日本ホラー映画界のトップを走る白石晃士と、もうホラーファンなら期待しかない!この夏一番の期待作であります。


 

作品概要


『近畿地方のある場所について』書影_著者・背筋(KADOKAWA)(C) 2025「近畿地方のある場所について」製作委員会
『近畿地方のある場所について』書影_著者・背筋(KADOKAWA)(C) 2025「近畿地方のある場所について」製作委員会

発行部数35万部を突破した、日本全国で話題沸騰中の小説(著者・背筋/KADOKAWA)を原作として実写化したホラー映画。


監督は、『ノロイ』『貞子 VS 伽椰子』『サユリ』の鬼才・白石晃士。さらに監督の大ファンであり、著作への影響も受けているという原作者・背筋も自ら脚本協力として参加している。主演は菅野美穂×赤楚衛二という注目のw主演キャスト。

 

監督:白石晃士

出演:菅野美穂、赤楚衛二ほか

2025年製作/日本

配給:ワーナー・ブラザース映画


劇場公開日:2025年8月8日(金)より全国ロードショー!

 

前作『近畿地方のある場所について』のあらすじ




突然行方不明となったオカルト雑誌の編集者。


失踪直前まで彼は、未解決事件の捜査資料や、怪現象にまつわる特集記事、お蔵入りとなった過去の取材メモなど様々な情報をかき集めて何かを調べていたらしい。


彼の行方を捜す同僚の編集部員・小沢はライターの千紘とともに、それらすべての出来事が❝近畿地方のある場所❞で起きていた事実を知る。


なぜその場所で事件が発生するのか?そして―❝ある場所❞とは一体どこなのか?…。

 

ここが期待ポイント!


二回目の大阪万博も間近、そんな意味でも今日本でホットなエリア、近畿地方(笑:ちょっと強引ですな…)。いやいや、タイトルからしてもともと「近畿地方」と名が入っている時点で、この地には何かありそうだな…いや、まてよあるある、ここはいろいろあるぞ!?なんてふっと気持ちを誘導されそうなところであります。


そしてこの物語。ティーザー映像だけでもすでに猛烈な興味を醸してきます。

主演が菅野美穂、赤楚衛二という実力派というだけですでに作品の出来は疑う余地もないほど。一方であらすじでは書ききれないほどの、物語に散りばめられた秘密がすでにダダ漏れ。これは果たして、どんな物語なのか?予告動画からは、まだ物語の序章の気配が見えてくるだけですが、コレは相当に引き込まれそうなものといえるでしょう。


数多くのジャパニーズ・ホラーを手掛けてきた白石監督だけに、完成度という点も安心できるところでしょう。最新SFXを駆使した海外作品のリアリティーもいいけど、日本のホラーはどこかポッと出てくる安っぽい映像をうまく組み合わせるなど、独特の世界観を感じさせるものが多い。本作もドラマ映像の合間にフッと現れるテレビ映像など、普通の光景ながらすでに不穏な空気が充満している雰囲気があり、早く見てみたいなと思わせるものとなっています。夏が待ち遠しい!

 

キャストコメント全文


◆菅野美穂(瀬野千紘 役)

お話を頂いた際に、受け取った原作の表紙の違和感や不穏な雰囲気そのままに、普通の小説とはまるで違う事実が淡々と描写されていって、それが繋がっていくところに凄く引き込まれました。


PC サイトの掲示板の書き込みや、伏字など自分でその違和感を考えながら読み進める感覚は怖いんだけど、自分からその怖さを受け取りに行くような感覚で、作品の世界観に引っ張られる力のある素晴らしい原作だと感じました。


最近の日本の夏は暑くて暑くて暑すぎるぐらいですけれど、この『近畿地方のある場所について』の映画で、ゾクリと凍える思いをしていただけるんじゃないかなと思います。見たことのないような映画になると確信しています。お楽しみに。


◆赤楚衛二(小沢悠生 役)

白石監督の『テケテケ』、『ノロイ』、『口裂け女』をはじめ、ホラー作品は僕にとって青春だったので、お話を頂いた際にはやっと白石監督にお会いできる!と率直に思いました。


原作は、近畿地方にまつわる 1 つ 1 つの新事実を突きつけられることによって、自分自身が物語の主人公のような感覚で追体験ができ、怖くもありながら真実に進んでいく楽しさを感じられる、いわゆる普通の小説以上に没入感を感じながら読ませていただきました。


この映画は誰しものすごく身近にあるかもしれないという怖さと、映画としてのトリックが幾重にも仕掛けられていて、観た後にもう一回観たくなるような楽しさもあると思うので、ぜひ暑い夏にクーラーがんがんの映画館で寒くなってください。

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