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執筆者の写真黒野でみを

【映画ニュース】映画『この動画は再生できません THE MOVIE』公開記念舞台挨拶 2024/9/14


(C)2024「この動画は再生できませんTHE MOVIE」製作委員会


映画『この動画は再生できません THE MOVIE』が2024年9月13日より全国公開。この公開を記念した舞台挨拶が14日、東京・シネマート新宿で行われ、作品に出演したかが屋(加賀翔、賀屋壮也)、和田雅成、世古口凌と、作品を手がけた谷口恒平監督が登壇した。


本作は、かが屋主演で2022年と2023年にテレビ神奈川で放送された『この動画は再生できません』シリーズの劇場版で、ホラーDVD「本当にあったガチ恐投稿映像」シリーズを制作する編集マンの江尻(加賀)とオカルトライター鬼頭(加賀)の元に様々ないわくつきの映像が届き、編集マンとしての知識や持ち前の洞察力で動画の裏に隠された秘密を推理していく江尻とそれを見守る鬼頭による映像考察系本格ミステリーホラー物語。


キャストと監督、そしてMCは、同舞台挨拶の前に行われた神奈川県内での舞台挨拶からの移動中に渋滞に巻き込まれてしまい、イベント開始時間になっても同会場に到着することができず5分ほど遅刻して会場に登場した。


映画化された心境について加賀は「映画館で流れるという験は初めてなので緊張感が増していて…でも2回目を見てもらったら、“あれ?賀屋と喋ってるときはすごくリラックスしてるな”って思ってもらえると。でも、すごく興奮しながらやらせていただきましたね」と語る。また賀屋は「シーズン1・2、映画って1年ごとにトントンって来てるんですよ。低予算じゃないとそのスピード感は出せなかったんじゃないかな。あと少人数だからこそ小回りが利きましたね」と本作まで行きついた経緯を振り返る。


和田は「劇中劇で、かが屋のお2人が僕のやった映像を見ながらお芝居をするということで、スクリーンだけでやる芝居とはまた違って、スクリーンの中のスクリーンという不思議な体験だったので、いつもより伝わりやすい芝居をしたり、「20年前の作品」ということで、その年代のドラマや映画を見て撮影に臨んだりといろいろ工夫しました」と、撮影に向けておこなったアプローチを明かす。


また世古口は、「いま心霊系のYouTuberの方が増えていて、いろんなことをされているので、そういうのを参考にしながら、ペアのダイスケ(平野良)と一生懸命頑張りましたね」とコメント。努力の甲斐もあり、長回しでの撮影が多かった中でもほぼ一発撮りOKで進んだという。


そして最後に谷口監督は「テレビドラマから始まりこのように映画になりました。テレビドラマを作っているときはスマホやテレビ画面で見ていただき愛してもらいたいと思って作っていましたが、映画になる際にその雰囲気は残しながら、暗闇の中でスクリーンで見てもらうということを、いままで映画を作ったとき以上に考えて作った映画だと思います。それを大勢のみなさんに見ていただけて嬉しいです」とコメントしイベントを締めた。


 


【映画『この動画は再生できません THE MOVIE』概要】


監督:谷口恒平 / 脚本:河口芳佳 谷口恒平

出演:加賀翔、賀屋壮也、和田雅成、平野良、世古口凌、アキラ100%、桃月なしこ、福井夏、あべこうじほか


企画・プロデューサー:河口芳佳 / 製作:三木和史 加瀬林亮 遠藤幹彦

撮影:高橋正信/ 照明:太田博 / 録音:百瀬賢一/ 装飾:山岸 譲

スタイリスト:後原利基 / ヘアメイク:板谷博美/ 編集:平野一樹

音楽:MOKU / 音響効果:橋本正明 / 助監督:猪腰弘之 / 制作担当:石川真吾

製作:ミツウロコ/ビデオプランニング/BBB/tvk(テレビ神奈川)

制作・配給:ビデオプランニング


【あらすじ】

ホラーDVD「本当にあったガチ恐投稿映像」シリーズを制作する編集マンの江尻とオカルトライター鬼頭の元に様々ないわくつきの映像が届きます。


それは倒産した映画会社の倉庫で発見されたいわくつきのDVD。自称世直し系動画が迷惑者を懲らしめるという名目で廃ビルを探索する生配信モノで、お笑い芸人とグラビアアイドルによるどこか奇妙な街歩き番組でした。


編集マンとしての知識や持ち前の洞察力で、動画の裏に隠された秘密を推理していく江尻とそれを見守る鬼頭でしたが…。

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